魂魄妖夢之術符一覧 幽鬼剣「妖童餓鬼の断食」…ようどうがきのだんじき。              当然の事を如何にも尤もらしく言いふらす、偽善的行為の意味の諺ですね。              因みに幽鬼は幽霊の事。未だ弱い。妖 餓鬼剣「餓鬼道草紙」…六道の一つ、餓鬼道での過酷な日々を綴った日記。がきどうぞうし。            餓鬼道は、一切の飲食が出来ないまま、苦しめ続けられる道です。地獄よりはマシと言うレベルなので、相当きつ            い事でしょう…読みたくもない!怖くて!妖 餓王剣「餓鬼十王の報い」…がきじゅうおうのむくい。              地獄の裁判官たる十王…即ち、泰広王、初江王、宋帝王、伍官王、閻魔王、変成王、太山府君、平等王、都市              王、五道輪廻王の王達が冥府での十王裁判の結果、餓鬼道と決めたと言う事でしょう。              初七日に始まり、二七日、三七日、四七日、五七日、六七日、七七日、百箇日、一周年、三周年で十回審議を              受けて決まる十王裁判ですが、此れで餓鬼道なんて嫌ですね…妖 獄界剣「二百由旬の一閃」…今度は最悪の地獄道シリーズ。にひゃくゆじゅんのいっせん。              地獄は二百由旬どころではありませんが、白玉楼の庭は、此の広さだそうで。              此れを一瞬で斬る妖夢は凄いなあ…妖 獄炎剣「業風閃影斬」…ごうふうせんえいざん。            業風は業(善悪)の風。善の風は善の道へ、悪の風は地獄へ吹き飛ばすそうで。            今回は獄炎(地獄の炎)なので、悪の風なのでしょうね。            此の風の如く、影が閃く程の高速斬りが生み出す獄炎で地獄へと葬る…と言った所でしょうか。妖 獄神剣「業風神閃斬」…最も辛い地獄道系で、最も上位の技だけあって、すっごく難しいスペカ。取れないって!            ごうふうしんせんざん。            業風が如く、神レベルの超高速で斬り、灼熱を生み出して地獄へと葬る!妖 畜趣剣「無為無策の冥罰」…今度は畜生道より。むいむさくのめいばつ。              畜生道の試練、苦しめられるが、其の苦しみから逃れる術を考えることも出来ず(無策)、何かしらの行動も起              こせない(無為)の事其の物ですね。妖 修羅剣「現世妄執」…次は修羅道。兎に角戦い続けるという此れまた嫌な道。げんせいもうしゅう。           スペカの意味は、現世(つまり生前の、我々が生きている此の世界)への嫉みが離れない事。           戦い続けることに嫌気が差したか?此の弾幕も嫌気が差す程の極悪技ですが。妖 人界剣「悟入幻想」…人間道来ましたね…ごにゅうげんそう。           悟入は真理を悟る事ですが、此れが幻想と言う事は、真理を悟ったかの様な幻覚って事でしょうか?           因みに悟入は法華経の言葉です。妖 人世剣「大悟顕海」…たいごけんかい。           大悟は迷いを去って、真理を悟る事。簡単に言えば大いなる悟り。           顕海は現れる事と眩ます事。           迷いを去り、真理を悟って人里から離れ、仙人として度々現れる…という事でしょうか?妖 人神剣「俗諦常住」…ぞくたいじょうじゅう。           相対的(物事が他との比較において、そうである様)、世俗的(俗世に関わり、世に溢れている様)な在り方を、そのま           ま究極的真理だと認める考え方の事。           簡単に言えば、物事全ては如何に優れていようが、劣っていようが、他との比較があるからこそ、そうであると言え           るのであって、また其れは世に幾らでも溢れている物だという事でしょう。私はそう読んだ。           天才が居るのは普通人や愚者が居るから天才と呼ばれる…世の中天才ばかりでは天才では無くなると言う事。           意味も弾幕も難しい…妖 天上剣「天人の五衰」…天道まで来ました!てんじんのごすい。            欲界に住む天人達が命尽きようとする時、表れる五つの衰相の事。            涅槃教に依ると、衣服垢穢(いふくこうあい、衣服が垢で汚れる事。垢が出る事が衰か。)、頭上華萎(ずじょうかい            、髪が弱り、頭が光る…つまり禿げる事。)、身体臭穢(しんたいしゅうわい、体が臭く成り、汚い様子。)、腋下汗            流(えきかかんりゅう、腋の下が汗を掻きやすく成る事。)、不楽本座(ふらくほんざ、本座、つまり其の人が居るに            価する正当な立ち位置が、楽で無い物に落ちて行くという事)の五つだそうです。            天人でも苦しむんですねえ…妖 天界剣「七魄忌諱」…しちはくきい           七魄とは肉体的な働きを司る、七つの魄、喜び、怒り、哀しみ、懼れ、愛、惡しみ、欲望の事。           此れを忌み嫌う事。           基本的に、天上の世界というものは、肉体を捨て、魂のみが登る場所だ。           詰まり、「生命」を構成する「魂魄」の内、「魂」のみが行く場所なのだ。           大多数の天人は天道の三界の中で、最も下の「欲界」に住んでいる。           此処は未だ欲望を断ち切れない者達の住む場所で、さらに上の「色界」、「無色界」へ行く為には、欲を断ち、肉体           を捨てなければならない。           なので、天人は七魄を忌み嫌うのだ。上に登りたいから。妖 天神剣「三魂七魄」…さんこんしちはく。           生命を構成する魂魄、此れは三つの魂、天魂(死後、天に向かう、地魂(死後、地に向かう)、人魂(死後、墓場に残る)           と、先程の七つの魄から成っている。           三魂は「胎光・爽霊・幽精」「主魂、覺魂、生魂」「元神、陽神、陰神」「天魂、識魂、人魂」とされる事も有るが           、どれにしても、最高の境地である「無色界」に行く為には、全てを捨て去り、完全に精神のみに成らねばならない           のだ。           天神に成る為に捨てる生命の組織全て…其れが三魂七魄である。妖 六道剣「一念無量却」…ついに六道輪廻が合わさった。いちねんむりょうきゃく。            一念(ほんの短い事)、無量(何処までも大きい事)、全てを去る事。            無色界へ行く為の条件と言う奴ですね。妖 六道弾「六道怪奇」…りくどうかいき。怪しく不思議な六道…ちょっと意味分かりませんでした。           あまり深く考えなくて良いのなら、其の侭でしょうか?永 使魔「半幽霊」…妖夢の片割れ。人間であり、幽霊であると言う事は、現世と幽世の苦しみを両方受けるという事。妖夢大変だな…永 人符「現世斬」…げんせいざん。現世を断ち切り、幽世へ送る斬撃ですかね。         白楼剣が人の迷いを断ち切る剣なので、此れかも。永 人鬼「未来永劫斬」…みらいえいごうざん未来永劫まで斬ると言うのか…永劫まで斬られれば、魂は輪廻転生出来ずに、虚空をずっと彷徨           い続ける…           つまり、完全な消滅だ…妖夢酷くないかな?其れは…人鬼…心を鬼にしてってか?           此方は妖怪を斬る楼観剣でですかねえ…永 縛霊「未断の魂」…此の世への未練から、冥界にすら行けないでいる悲しき魂。          戦いの場に現れるという事は、戦人かな?花 迷断「断命剣」…だんめいけん。命を断つ剣。此の「命」は、「迷」の意味も持っているのでは?         魂の命である迷いを断ち、幽世へ送る…みたいな。花 迷符「纏縛剣」…てんばくけん。纏縛とは所謂煩悩の事。衆生を迷いの世界に繋ぎ停めるモノ。         あれ?迷いを斬るんじゃなく迷わせるの?妖夢どうした!花 迷符「半身大悟」…魂と魄に分かれ、大悟するもの…魄を相手側に送り込んでいるのでしょうか?はんしんだいご。花 人智剣「天女返し」…有名な羽衣伝説の事ではないか。てんにょがえし。           天上に住む天女が下界に降り、天に帰る為の羽衣を失くし、見つけた漁師が美しい舞を見せて貰ったというアレ。           確か一説に、漁師がわざと盗んで帰れなくし、美しい天女を妻にして、可哀想に成ったから返したというのがあった           と思いますので、其れかも。           人智を尽くした男ですから。文 妄執剣「修羅の血」…おやおや修羅道再び…って人道も出たか。しゅらのち。           修羅の妄執という言葉が在りまして、意味は争闘上の嫉みが深く心から離れない事。           此の因果の事かな。文 天星剣「涅槃寂静の如し」…今度は天道再び。ねはんじゃくじょうのごとし。              心を静めた安らぎの境地の様に…此方もそうすれば撮れるのかな?文 四生剣「衆生無情の響き」…すじょうむじょうのひびき。              先ず、四生と言うものは、生物の4つの生まれ方…即ち、卵生、胎生、湿生、化生の事。              そして、衆生は生きとし生けるモノ全ての事で、無情は心の無い物(石や木等)の事。              世の全ては四生から生まれてやがて死に、六道を巡る。              其れが世に広まる真実…って所かな?文