因幡てゐ之術符一覧 「エンシェントデューパー」…訳すと伝説の詐欺師。               腹黒兎の本性が思い切り表れているネーミングですね。永ラスト 「兎玉」…何だか跳ねる玉…其の動きが兎なのか!?      模様が有りますが、兎な様でちょっと違う様な?詐欺兎だけに分からないです。花 「二兎追い」…諺の「二兎追うものは一兎も得ず」から来ているのでしょう。        今回の場合は、二兎を表した様な周囲旋回弾が隙無く周っているので、せめてどちらかを防ごうにもどちらも防げない…み        たいなモノでしょうか?花 兎符「開運大紋」…てゐの人間を幸せにする程度の能力を表したかの様な名前ですが、開運…?          大紋ではありますけどね。花 兎符「因幡の素兎」…いなばのしろうさぎ。有名な出雲神話ですね。           淤岐島(おきのしま)から因幡国へ渡ろうとした兎が鰐鮫を騙して背を渡ろうとし、最後にバレて皮を剥ぎ取られ、八           十神に従って潮に浸かってさらに苦しんだ所を大国主命に救われた。           後に其の兎の恩返しの力か、大国主命は兄弟の八十神を差し置き、八上比売(やがみひめ)を娶った…と云う話で、騙           したり、大国主命に幸運を与えたり等、てゐの特徴が幾つも出ていますね。花 脱兎「フラスターエスケープ」…危機からの脱出。                てゐが詐欺兎で、いざと言う時にはぱっと逃げるちゃっかり者であるのと、動きが素早い事に例えられる                「脱兎」が兎関係の言葉だからと言うのとの二点から来ているのでしょう。文 借符「大穴牟遅様の薬」…大穴牟遅様は大穴牟遅命(おおあなむちのみこと)、詰まり大国主命の事。             例の因幡の素兎で皮を剥がれたてゐを助けた薬でしょう(大国主命が貸し与えた)。             なので符名も「借符」。             今回の場合は永琳から借りたのでしょうけれど。文